第 4 章 ラベルフレーム

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4.11 フォントと色(font、fg、foreground)

ラベルフレームのタイトルのフォントは標準オプションの「font」オプションで設定することができます。フォントはタプル形式またはフォントオブジェクトを作成してその名前で指定します。tkinter のビルトインフォント名での指定もできます。付属資料の A1.4 フォントを参照して下さい。デフォルトではビルトインフォント名の「TkDefaultFont」が設定されています。

フォントの色は標準オプションの「fg」または「foreground」オプションで設定することができます。色指定は付属資料の A1.3 色を参照して下さい。デフォルトでは「SystemButtonText」が設定されています。


次のプログラムはラベルフレームのテキストのフォントとして「12」ポイントの「MS 明朝」、斜体の「italic」、下線の「underline」を設定しています。「font」オプションにタプル形式でフォントを指定しています。フォントの色として「fg」オプションに色文字「cornsilk」の色を RGB の文字列で指定しています。

1
import tkinter as tk
2
root = tk.Tk()
3
root.geometry('300x200+100+100')
4
labelframe = tk.LabelFrame(root, width=200, height=160,
5
        bg='red',
6
        text='labelframe', labelanchor='n',
7
        font=('MS 明朝', 12, 'italic', 'underline'),
8
        fg='#fff8dc')
9
labelframe.place(x=50, y=20)
10
root.mainloop()

このプログラムを実行すると、ラベルフレームが下図のように表示されます。

A004_LabelFrame_04-11