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A1.5 アンカー
幾つかのウィジェットはテキストを表示する位置を制御するための「anchor」オプションを持っています。「anchor」オプションに表示位置を示す「アンカー定数」を指定します。「アンカー定数」は下記および下図のように tkinter で定義されています。
'nw' | 左上端に配置します。 |
'n' | 上端、左右中央に配置します。 |
'ne' | 右上端に配置します。 |
'w' | 左端、上下中央に配置します。 |
'center' | 左右、上下中央に配置します。 |
'e' | 右端、上下中央に配置します。 |
'sw' | 左下端に配置します。 |
's' | 下端、左右中央に配置します。 |
'se' | 右下端に配置します。 |

ウィジェットを配置するジオメトリマネージャでも上記のアンカー定数を用います。「grid」メソッドでは「sticky」オプション、「pack」および「place」メソッドでは「anchor」オプションで用いられます。これらのオプションでのアンカー定数の意味はメソッドによって異なります。