第 4 章 ラベルフレーム

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4.15 ラベルフレーム表示位置とサイズ(3)(place_configure、place、relx、rely、relwidth、relheight)

ラベルフレームの表示位置とサイズはフレームと同様に親オブジェクトの描画領域の割合で設定することができます。「place_configure」または「place」メソッドの「relx」、「rely」、「relwidth」、「relheight」オプションを用います。「3.12 フレーム表示位置とサイズ(3)」を参照して下さい。


次のプログラムは「relx」、「rely」、「relwidth」、「relheight」オプションでラベルフレームの表示位置とサイズを設定しています。ラベルフレームの表示位置を横、縦ともに親オブジェクトの「0.1」、幅と高さともに親オブジェクトの「0.8」としています。設定後のピクセルでの値を「print」出力しています。

1
import tkinter as tk
2
root = tk.Tk()
3
root.geometry('300x200+100+100')
4
labelframe = tk.LabelFrame(root, bg='red',
5
        text='labelframe', labelanchor='n')
6
labelframe.place(relx=0.1, rely=0.1,
7
        relwidth=0.8, relheight=0.8)
8
labelframe.update()
9
print('position', labelframe.winfo_x(),
10
        labelframe.winfo_y())
11
print('size', labelframe.winfo_width(),
12
        labelframe.winfo_height())
13
root.mainloop()

「print」出力が下記のように得られます。

position 30 20
size 240 160