第 4 章 ラベルフレーム

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4. 8 フォーカスとハイライト( takefocus、highlightthickness、highlightcolor、highlightbackground)

ラベルフレームはフレームと同様にキー入力を受け付けるフォーカスを受け取ることができます。3.8 フォーカスとハイライトを参照して下さい。

ラベルフレームがフォーカスを持つときの強調表示にフレームと同様にハイライト枠を設定することができます。3.8 フォーカスとハイライトを参照して下さい。


次のプログラムは境界枠の幅が「10」ピクセル、形状が「ridge」のフレームに、ハイライト枠を設定しています。枠幅を「10」ピクセル、フォーカスを持つときの色を「yellow」、フォーカスを持たないときの色を「green」に設定しています。「text」オプションに文字列「labelframe」を設定しています。テキストの設定については 4.x テキスト?を参照して下さい。フォーカスを持たないときと持ったときのフレームの状態を表示するために、同じフレームを 2 つ作成して並べて表示しています。

1
import tkinter as tk
2
root = tk.Tk()
3
root.geometry('300x200+100+100')
4
dcnf = {'width':100, 'height':160,
5
        'bg':'red', 'text':'labelframe',
6
        'bd':10, 'relief':'ridge',
7
        'highlightthickness':10,
8
        'highlightcolor':'yellow',
9
        'highlightbackground':'green',
10
        'takefocus':True}
11
labelframe = tk.LabelFrame(root, cnf=dcnf)
12
labelframe.place(x=20, y=20)
13
labelframe2 = tk.LabelFrame(root, cnf=dcnf)
14
labelframe2.place(x=160, y=20)
15
root.mainloop()

このプログラムを実行すると、下図のように 2 つのラベルフレームが表示され「Tab」キーでフォーカスが移動します。フォーカスを持つラベルフレームはハイライト枠の色が黄色で表示されます。

A004_LabelFrame_04-8