第 3 章 フレーム

◀ 4.21 イベント処理   【目  次】  4.23 オブジェクト名の設定と名前、パス名の取得 ▶

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4.22 ウィンドウハンドルの取得(winfo_id)

ラベルフレームも OS から見れば、一つのウィンドウです。このウィンドウを OS が操作する識別子(ウィンドウハンドル)は、フレームと同様に「winfo_id」メソッドで取得できます。「3.19 ウィンドウハンドルの取得」を参照して下さい。


次のプログラムは、ラベルフレームのウィンドウハンドルを「object.winfo_id」メソッドで取得しています。取得前に「update」メソッドでラベルフレームの描画を完了します。取得値を「print」出力しています。

1
import tkinter as tk
2
root = tk.Tk()
3
root.geometry('300x200+100+100')
4
labelframe = tk.LabelFrame(root, bg='red',
5
        text='labelframe', labelanchor='n')
6
labelframe.place(x=50, y=20, width=200, height=160)
7
labelframe.update()
8
hwnd= labelframe.winfo_id()
9
print('winfo_id:',hwnd)
10
root.mainloop()

プログラムを実行すると、ウィンドウが表示され、ウィンドウハンドルが 10 進整数値として「print」出力されます。

winfo_id: 853422