このホームページは Amazon Kindle 本の作成中の草稿です。日々、原稿を見直しているので、内容が変わることに留意して読んで下さい。本が出版され次第、このホームページは削除されます。
2.20 表示状態の制御(wm_state、state、wm_withdraw、withdrawn、wm_iconify、iconify、wm_deiconify、deiconify)
サブウィンドウの表示状態は通常の表示状態(通常状態)の他に、ウィンドウが見えなくなる状態(非表示状態とアイコン化状態)およびスクリーンの全画面に表示する状態(最大化状態)があります。これらの状態はメインウィンドウと同様にアプリケーションから設定することができます。1.20 表示状態の制御を参照して下さい。
次のプログラムは、「bind」メソッドで、サブウィンドウのクライアント領域をマウスの右クリックすることでサブウィンドウをアイコン化しています。タスクバーのサブウィンドウのアイコンをマウスの左クリックすることで再表示されます。
import tkinter as tk | |
root = tk.Tk() | |
root.geometry('300x200+100+100') | |
sub = tk.Toplevel(root, width=300, height=200, bg='red') | |
sub.geometry('+140+120') | |
root.update() | |
root.wm_deiconify() | |
sub.wm_deiconify() | |
sub.bind(''<Button-3>', lambda event: sub.wm_state('iconic')) | |
root.mainloop() |